研究大会 プログラム総目次(更新:2016年4月11日)
第40回(2016/3/28-29 学習院大学)
第1日
特別講演「ライプニッツにおける「正義」の概念」
酒井 潔(紹介:下川 潔)
シンポジウムI
<イギリス哲学研究の21世紀>
司会:只腰 親和・柘植 尚則・
岩井 淳
報告者:神野 慧一郎・泉谷 周三郎
田中 秀夫・坂本 達哉
第2日
個人研究報告「バークのインド統治論―古来の国制論と政治経済学の言語―」
苅谷千尋(司会:桑島秀樹)
「国家理性の歴史叙述とバークの国際関係論―1790年代を中心に―」
角田俊男(司会:犬塚元)
「J. S. ミルと古代ギリシアとの「対話」」
村田陽(司会:戒能通弘)
「ロックのプロパティ論における“Appropriation”の意味と役割についての一考察」
遠藤耕二(司会:山岡龍一)
「ロックのプロパティ論における“Appropriation”の意味と役割についての一考察」
竹中真也(司会:矢嶋直規)
シンポジウムII
<( i ) イギリス経験論とは何なのか
―「ロック、バークリ、ヒューム」の系譜―>
発題:青木滋之
「ロックがイギリス経験論の嚆矢を放ったと(いかなる意味で)言えるのか」
青木 滋之
「バークリーはイギリス経験論の異端児か」
――ダブリンの「実験哲学というコンテクストからの再考―」
中野 安章
「ヒュームは何を破壊したのか」
田村 均
<( ii ) Hume on the Ethics of Belief>
司会:渡辺一弘
発題:渡辺一弘
'The Title Principle (or lack thereof) in the Enquiry'
Hsueh Qu
'Honesty, Competence and Wisdom:
Hume on Testimony and Intellectual Virtues'
Hiroyuki Yorozuya
'Hume on curiosity as a virtuous passion and as a marker of human flourishing'
Axel Gelfert
<( iii ) イギリス思想における常識と啓蒙の系譜
―18世紀スコットランドから20世紀ケンブリッジへ―>
司会:青木裕子
発題:青木裕子
「植民地期」
―建国期アメリカにおける「常識」の思想―フランクリンを中心に」
片山 文雄
「常識と啓蒙の哲学者としてのウィトゲンシュタイン」
大谷 弘
「バークリとリードの常識概念を巡って」
野村 智清
討論者:石川 敬史、宮園 健吾
<( iv ) イギリスの複合国家性と近代社会認識―歴史叙述を中心に―>
司会:竹澤祐丈
発題:竹澤祐丈
「イギリスの複合国家性における聖と俗
―イングランドの聖俗統治体制と
スコットランド・アイルランドの関係記述を中心に―」
竹澤 祐丈
「ヒューム『イングランド史』に見る三王国の連関」
―ステュアート朝の成立とアイルランド征服を中心に―」
森 直人
「征服・植民・複合国家」
―初期近代アイルランドの経験と記憶―」
木村 俊道
「政治思想としての歴史叙述
―J・G・A・ポーコックの主権論の射程―」
佐藤 一進
第39回(2015/3/28-29 甲南大学)
第1日
会長講演「イギリス思想史におけるヒューム」
坂本 達哉
(紹介:只腰 親和)
シンポジウムI
<イギリスにおけるモラル・フィロソフィーの展開>
司会:大久保 正健・犬塚 元
「ホッブズとセルデン―古代ユダヤの歴史と道徳哲学―」
梅田 百合香
「スコットランド道徳哲学の方法論的遺産
―デューガルド・スチュアートの経済学方法論―」
只腰 親和
「「19世紀におけるモラル・フィロソフィーの「組織化」」 川名 雄一郎
第2日
個人研究報告「国際関係研究における「二つの英国学派」とヒューム哲学」
岸野 浩一(司会:木村俊道)
「ヒュームの関係理論再考―関係の印象は可能か―」
豊川 祥隆(司会:矢嶋 直規)
「ヒュームと道徳的信念―認知主義的解釈の確立に向けて―」
吉岡 悠平(司会:奥田 太郎)
「ジョン・ヒックと新ウィトゲンシュタイン派の哲学者たち
―信頼性主義と実在論―」
橘田 直樹(司会:伊勢 俊彦)
「古来の国制と征服の文明史
―バーク『イングランド史略』と歴史叙述の系譜―」
佐藤 空(司会:岩井 淳)
「ロックとバークリ―impulse principleの評価をめぐって―」
青木 滋之(司会:中才敏郎)
「アンドルー・カーネギーと環大西洋における「アングロ・サクソン」統合のヴィジョン」
井上 弘貴(司会:山岡 龍一)
「19世紀末イギリスの進化社会理論における〈機会の平等〉概念の展開
―ベンジャミン・キッドの社会進化論とA・R・ウォレスの社会主義における位置づけ―」
藤田 祐(司会:深貝 保則)
シンポジウムII
<20世紀イギリス倫理学の再評価――直観・情動・言語をめぐって>
司会:奥田 太郎・久米 暁
「G. E. ムアの倫理学における分析的方法とメタ倫理学」
寺中 平治
「A. J. エアと20世紀後半の倫理学の展開
―『言語・真理・論理』から『自由と道徳』へ―」
岡本 慎平
「普遍的指令主義の帰趨とその意義
―R. M. ヘアと20世紀イギリスのメタ倫理学―」
佐藤 岳詩
第38回(2014/3/29-30 東洋大学)
第1日
特別講演「経験論と新哲学 ―ロック、ボイル、シドナム― 」
平野 耿(東洋大学名誉教授)
(紹介:太子堂 正称)
個人研究報告
「フッカーの社会契約論」
妹尾 剛光(司会:山岡 龍一)
「精神の目を向け換える ―バークリーにおける自然認識と「知性的な美」―」
中野 安章(司会:一ノ瀬 正樹)
「ラッセルの二つの対応説」
伊藤 謙佑(司会:中才 敏郎)
「ミル『論理学体系』における帰納法の擁護」
長谷川 悦宏(司会:大久保 正健)
シンポジウムI
<近代コモンウェルス論の展開 ―ブリテン・ヨーロッパ・世界―>
司会:岩井 淳・犬塚 元
「合邦問題とヨーロッパ連邦 ―A.フレッチャーのコモンウェルス論―」
村松 茂美
「バークにおける帝国とコモンウェルス」
苅谷 千尋
「コモンウェルスとリベラリズム、帝国主義」 半澤 朝彦
第2日
個人研究報告「F・ベイコンにおける影響関係 ―古典的教養、帰納法と確率論―」
伊野 連(司会:川添 美央子)
「ジョン・ロックにおける慈愛の権利 ―所有権取得を制限する議論との関係―」
渡邊 裕一(司会:山田 園子)
「T・H・グリーンにおける権利論の再検討
―「自然権」・「承認」・「共通善」概念との関係を中心に―」
寺尾 範野(司会:星野 勉)
「ヒューム奇跡論の構造と成否」
中西 貴裕(司会:久保田 顕二)
「ヒュームの第一原理と「青の欠けた色合い」」
成田 正人(司会:久米 暁)
「ポパーとノイラート ―経験主義の臨界点をめぐって―」
二瓶 真理子(司会:中才 敏郎)
「アダム・スミスの憤慨について
――ジョセフ・バトラーとの比較において―」
木宮 正裕(司会:只腰 親和)
「アダム・スミスと功利主義」
新村 聡(司会:田中 秀夫)
「一人を一人として数える
――「ベンサムの格言」と J.S.ミル『功利主義』のコンテクスト―」
深貝 保則(司会:成田 和信)
シンポジウムII
<マンデヴィル『蜂の寓話』刊行300年>
司会:坂本 達哉・大石 和欣
「マンデヴィルの道徳哲学」
柘植 尚則
「マンデヴィルとフランスのコンテキスト ―奢侈論争との関連で―」
米田 昇平
「マンデヴィルとスミス」
野原 慎司
第37回(2013/3/25-26 東北大学)
第1日
会長講演「方法への関心」只腰 親和(紹介:中才 敏郎)
シンポジウムI
<バークリ『三対話』刊行300年>(司会:伊勢 俊彦・久米 暁)
「バークリー『三対話』における「常識への還帰」―理性と習慣の調和としての常識―」中野 安章
「バークリにおける「精神の形而上学」竹中 真也
「バークリの「能動/受動」が懐胎する積極的ゆらぎ―『三対話』に発する数学観を手がかりに―」
一ノ瀬 正樹
第2日
個人研究報告「ロックとオックスフォード実験哲学―ウィリス、ローワーからの影響―」青木 滋之(司会:下川 潔)
「ジョン・ロックの人格論における自己認識とその合理性についての考察」
遠藤 耕二(司会:秋元 ひろと)
「Remember Doingに関する考察」櫻木新(司会:久米 暁)
「ヒュームのミッシング・シェイド・オブ・ブルーについて」竹中 久留美(司会:中才 敏郎)
「ヒュームにおける「偶然」について」豊川 祥隆(司会:星野 勉)
「A・D・リンゼイのデモクラシー論と近代議会制の擁護」中村 逸春(司会:山田 園子)
「ロールズとシジウィック―反照的均衡概念をめぐって―」池田 誠(司会:成田 和信)
「ハイエク・バーク・保守主義―ハイエクはバークをどのように読んだのか?―」
中澤 信彦(司会:山岡 龍一)
「ホッブズ『リヴァイアサン』の第2自然法は何を意味するのか」新村聡(司会:梅田 百合香)
シンポジウムII
<イギリス思想とアメリカ>(司会:岩井 淳・松井 名津)
「イギリス思想とアメリカ―17世紀クェイカーの宗教思想―」西村 裕美
「アメリカ啓蒙―スコットランドとイングランドの貢献―」田中 秀夫
「プラグマティズムと形而上学―ジェイムズとシラーを中心に―」冲永 宜司
第36回(2012/3/27-28 国際基督教大学)
第1日
会長講演「デイヴィッド・ヒュームの読み方」中才 敏郎(紹介:星野勉)
シンポジウムI
<イギリスにおける「正義」の諸相>(司会:山田 園子・坂本 達哉)
「ハリントンにおける正義に基づいた民衆統治とデモクラシーのあわい」竹澤 祐丈
「ヒュームのコンヴェンション概念における共同性の契機に関する考察
――正義・統治・国際関係に即して――」森 直人
「20世紀初頭におけるニュー・リベラリズムと「正義」のコンテキスト」姫野 順一
第2日
個人研究報告「ヒュームにおける性格と習慣」中西 貴裕(司会:柘植 尚則)
「ヒュームにおける誇りと卑下と道徳感情」真船 えり(司会:下川 潔)
「18世紀前半におけるイングランド国教会と奴隷制――キリスト教徒奴隷の自由――」
青柳 かおり(司会:岩井 淳)
「J. S.ミルの現象主義的認識論と直観的知識」岡本 慎平(司会:久米 暁)
「ミルの快楽説 ――彼はベンサムの快楽説を否定したのか――」米原 優(司会:関口 正司)
「カテゴリー‐ミステイクの第3パターン――ウィトゲンシュタインと<心の哲学>との間――」 谷口 力(司会:一ノ瀬 正樹)
「アダム・スミスにおける美的判断の理論」古家 弘幸(司会:只腰 親和)
記念講演
「ハビット論による実体概念の変革 ――ジョナサン・エドワーズの哲学と神学」
森本 あんり(紹介者 矢嶋 直規)
シンポジウムII
<現代のイギリス哲学 ――ラッセル『哲学の諸問題』出版100年を記念して>(司会:伊勢 俊彦・中釜 浩一)
「知覚の哲学の現在 ――「素朴実在論」は復活しうるか」小草 泰
「功利主義者としてのラッセルと20世紀の倫理学の発展」児玉 聡
「なぜ無ではなく何かが存在するのか――20世紀イギリス哲学における形而上学の盛衰――」伊佐敷 隆弘
第35回(2011/3/28-29 京都大学)
第1日
緊急セッション<東日本大震災のなかで ──イギリス哲学研究からのメッセージ──>
「大震災を前に考える ──18世紀イギリス思想の視点から」坂本 達哉
「死の被害性」一ノ瀬 正樹
「被災者に対する支援は道徳的義務か」樫 則章
シンポジウムI
<ヒューム生誕 300 年記念シンポジウム「いまなぜヒュームか」>(司会:坂本 達哉・一ノ瀬正樹)
「ヒューム『人間本性論』における性格あるいは人柄 ──自己あるいは人格の同一性の観点から──」
真船 えり
「よりヒューム的な道徳心理学を構想する ──共感、コンヴェンション、そして会話──」奥田 太郎
「ヒュームの懐疑主義的啓蒙」壽里 竜
「内乱の歴史叙述と啓蒙の政治学 ──タキトゥス、ホッブズからヒュームへ──」角田 俊男
第2日
個人研究報告「デイヴィッド・ヒュームの国家間法理論」岸野 浩一(司会:下川 潔)
「M・ワイトの勢力均衡論」角田 和広(司会:梅田 百合香)
「ヒュームの死をめぐって ──ホーン『アダム・スミス博士への手紙』とプラット『ヒュームのための
弁明』──」林 直樹(司会:篠原 久)
「バークリ哲学における精神の能動性と受動性について」竹中 真也(司会:中釜 浩一)
「非物質論と常識 ──バークリが擁護する常識とは、どのようなものか?──」山川 仁(司会:中才 敏郎)
「バークリ『視覚新論』における心の中の二面性」吉川 泰生(司会:久米 暁)
「J・S・ミルの実践哲学における複数性」山本 圭一郎(司会:成田 和信)
「ヴィクトリア期の時代思潮における中世主義と古典主義」深貝 保則(司会:大久保正健)
「18 世紀中葉における文明社会史観の諸相」野原 慎司(司会:只腰 親和)
「エドマンド・バークの「社会契約」論」高橋 和則(司会:岩井 淳)
「アダム・スミスにおけるストア哲学の言語 ──ポリティカル・エコノミーへの道──」古家 弘幸
(司会:田中 秀夫)
「ロック同意論の再検討」小城 拓理(司会:山田 園子)
「命題記憶と記憶知」櫻木 新(司会:伊勢 俊彦)
シンポジウムII
<イギリス思想とヨーロッパの哲学>(司会:川添美央子・関口 正司)
「ホッブズと 17 世紀「大陸合理論」の哲学 ──ライプニッツへの影響を中心に──」伊豆蔵好美
「17・18世紀イギリスにおける公信用をめぐる議論とリシュリュー卿」伊藤誠一郎
「J・S・ミルの政治的課題」矢島 杜夫
第34回(2010/3/26-27 慶應義塾大学)
第1日
特別講演「福澤諭吉と宗教」小泉 仰 (紹介者:成田 和信)
シンポジウムI
<イギリス環境倫理思想>(司会:大久保 正健・桜井 徹)
「17世紀イギリスにおける自然観の変遷 ──進歩思想と農業から」嘉陽 英朗
「「精神の所有物」の継承 ──ナショナル・トラストとイングリッシュネスの再構築」大石 和欣
「人間中心主義批判から人間中心主義へ ──環境倫理思想の見取り図──」蔵田 伸雄
第2日
個人研究報告「ロックの人格同一性論 ―「意識」の意味を巡って」今村 健一郎 (司会:山田 園子)
「ジョン・ロック人格同一性論における記憶の重要性:力能に基づいた人格同一性帰属の可能性」佐々木拓
(司会:下川 潔)
「ロックの統治理論におけるpeople概念について」武井 敬亮 (司会:星野 勉)
「ヒュームによる「原因」の「定義」」鵜殿 慧 (司会:伊勢 俊彦)
「哲学的急進主義と歴史知識‐ジョージ・グロートの場合‐」川名 雄一郎 (司会:大久保 正健)
「J.S.ミルの快楽主義に対するF.H.ブラッドリーによる批判の検討」水野 俊誠 (司会:久保田 顕二)
「ロールズと「不偏の観察者」」池田 誠 (司会:柘植 尚則)
シンポジウムII
<大正期の日本思想に与えたイギリス思想の影響>(司会:冲永 宜司・名古 忠行)
「Political Pluralismの政治思想史的影響 ──中島重を中心に──」西田 毅
「長谷川如是閑のホブハウス受容 ──大正期日本における新自由主義の一断面──」織田 健志
「イギリス思想が大正期に与えた影響」鈴木 貞美
第33回(2009/3/27-28 宮崎大学)
第1日
会長講演「規範理論としてのホッブズ社会契約論」 星野 勉(紹介者:寺中 平治)
シンポジウムI
<アダム・スミス『道徳感情論』出版 250 周年を記念して>(司会:田中 秀夫・只腰 親和)
「〈市民〉と〈有徳な人〉 ──もう一つの「アダム・スミス問題」──」柘植 尚則
「アダム・スミスの近代自然法学批判と経済学の成立」新村 聡
「『道徳感情論』における徳の政治学」渡辺 恵一
第2日
「ヒュームの因果論にける言語の役割」萬屋 博喜(司会:中才 敏郎)「ヒューム政治論における自由概念の重層性の意義と含意について」森 直人(司会:伊勢 俊彦)
「ヒュームの知性論における「極めて危険なジレンマ」について」渡辺 一弘(司会:一ノ瀬 正樹)
「命題記憶と把持」櫻木 新(司会:冲永宜司)
「新しい規則帰結主義は古い批判をかわせるか?」鈴木 真(司会:久保田顕二)
「アダム・スミスのデザイン論と生物学的進化論 ──その共通点と相違点」矢島 荘平(司会:篠原久)
「J・S ミルにおける幸福と徳の関係について」水野俊誠(司会:大久保正健)
シンポジウムII
<ダーウィンと現代>(司会:桜井 徹・入江 重吉)
「社会ダーウィニズムとハーバート・スペンサー」藤田 祐
「ダーウィンと現代」横山 輝雄
「ダーウィンの残した思考ツール:近年の生物学哲学の話題から」伊勢田 哲治
第32回(2008/3/27-28 帝京大学)
第1日
記念講演「自己存在意識の発生と崩壊 ──共存のための理論を求めて──」春日 喬(紹介者:冲永 宜司)
シンポジウムⅠ
<イングランド-スコットランド合同のインパクト ──合同300周年記念────>(司会:田中 秀夫・松園 伸)
「歴史のなかのスコットランド‐イングランド関係」富田 理恵
「「合同」と「スコットランド啓蒙」の形成」篠原 久
「スコットランド史解釈と1707年 ──ヒュームの歴史書はなぜ『イングランド史』になったか──」犬塚 元
(特定質問:村松 茂美)
第2日
「ロックとニュートン ──実験哲学の定式化と後世への影響」青木 滋之(司会:大久保 正健)「ロックの自然法について」小城 拓理(司会:大久保 正健)
「ヒュームにおける「道徳的信念」」林 誓雄(司会:泉谷 周三郎)
「カントの目的論とイギリス経験論」田中 正司(司会:泉谷 周三郎)
「R.M.ヘアの普遍化可能性概念の形式性について」佐藤 岳詩(司会:桜井 徹)
「R.ノージックの心理状態説批判の検討」水野 俊誠(司会:桜井 徹)
「ミルにおける二つの自由概念」米原 優(司会:関口 正司)
「ロールズのミル解釈 ──自由原理と公共的理由──」池田 誠(司会:関口 正司)
「進歩主義と出版 ──出版業者ジョージフ・ジョンソンをめぐって──」嘉陽 英朗(司会:只腰 親和)
「グラッドストンの『教会との関係における国家』とマコーリーの「グラッドストン論」
──初期ヴィクトリア朝における「政教分離」をめぐる議論の一事例として──」信澤 淳
(司会:只腰 親和)
「R. G. コリングウッドの実在論批判 ──初期テクストを中心に」春日 潤一(司会:中釜 浩一)
"From States of Nature to the Natures of States", Christopher Yorke(司会:山岡 龍一)
シンポジウムII
<言語行為論の再検討>(司会:一ノ瀬 正樹・成田 和信)
「言語行為論による政治的自由論の再検討」森 達也
「言語行為における人称性と労働の交換」伊勢 俊彦
「社会的コミュニケーションの論理的ダイナミクス(II)」山田 友幸
第31回(2007/3/27-28 同志社大学)
第1日
会長講演「G.E.ムアと自然主義の誤謬」 寺中平治 (紹介:田中秀夫)
シンポジウムI
<ジョン・スチュアート・ミル研究の現状と可能性―生誕200年を記念して>(司会:泉谷周三郎・有江大介)
「リベラリズムはリフォームされているか―今ミルを読み直す理由―」多胡智之
「J.S.ミルにおける市場と自由―他分野との協働を視野において」松井名津
「J.S.ミルの幸福論」成田和信
(特定質問:小田川大典・深貝保則)
第2日
個人研究報告「ジェームス・ハリントンにとって属州とはどこのことか?」竹澤祐丈(司会:山田園子)
「「市民と陶冶」―市民の社会参加とミル倫理学の接点―」 樫本直樹(司会:関口正司)
「シドナムとロック―自然誌・臨床的方法論をめぐって―」青木滋之(司会:一ノ瀬正樹)
「ヒューム『人間的自然論』における空間時間論の意義」矢嶋直規(司会:神野慧一郎)
シンポジウムII
<古典経験論と分析哲学>(司会:伊勢俊彦・冲永宜司)
「古典経験論と自然主義」冨田恭彦
「ロックとリバタリアン―刑罰の正当化論をめぐって―」今村健一郎
「必然性および道徳性に関するヒュームの擁護」久米暁
第30回(2006/3/27-28 早稲田大学)
第1日
特別講演"British Conservatism from Burke to Beaconsfield", Bill Speck(Emeritus Professor of Leeds University)
シンポジウムⅠ 日本イギリス哲学会30周年記念シンポジウム
<イギリス哲学研究の原状と展望>(司会:只腰親和・中才敏郎)
「問の方向転換―20世紀『イギリス』哲学の基本特徴」中釜浩一
「歴史的慎慮の行方―イギリス政治哲学の変容と持続―」押村高
「帝国と文明のブリテン思想史をめぐる『用語』分析の可能性」深貝保則
(特定質問:山岡龍一)
第2日
個人研究報告「ロック『人間知性論』における道徳論」島村久幸(司会:下川潔)
「近代初期における権利主体の展開―ホッブズ、ロックを中心に」和田泰一(司会:山田園子)
「ヒューム認識論における規範原理としての『一般的観点』」矢嶋直規(司会:久米暁)
「アルフレッド・ラッセル・ウォレス―進化理論と急進主義・社会主義」藤田祐(司会:桜井徹)
「ロック言語論のテーゼと規範性」長尾栄達(司会:米澤克夫)
「王立協会の形成と実験哲学の認識論」青木滋之(司会:大久保正健)
「J・S・ミルの共感論と社会変革論」前原直子(司会:関口正司)
「経済学と功利主義」吉澤昌恭(司会:泉谷周三郎)
「福祉国家の哲学的基礎とオックスフォード・アプローチ」塩野谷祐一(司会:田中秀夫)
シンポジウムⅡ
<イギリス思想におけるプロバビリティ>(司会:一ノ瀬正樹、山岡龍一)
「ジョン・ロック『人間知性論』第4巻における『事実問題』『理性問題』『信仰問題』」瀧田寧
「D・ヒュームのプロバビリティ論」古賀勝次郎
「ジェヴォンズにおける確率論と経済学」千賀重義
第29回(2005/3/29-30 神戸大学)
第1日
会長講演「啓蒙、共和主義、経済学」 田中 秀夫(紹介:泉谷周三郎)
シンポジウムI
<近代イギリス思想における戦争と平和>(司会:山岡龍一・川本隆史)
「現代功利主義は戦争の倫理性について何を言えるか」伊勢田 哲治
「正戦論と力の論理」太田 義器
「価値多元論の哲学と暴力という悪――バーリンとイグナティエフに即して――」濱 真一郎
(特定質問:五野井郁夫・小田川大典)
第2日
個人研究報告
「J・ベンサムと文化的多様性」戒能 通弘(司会:柘植尚則)
「J.S.ミルの功利主義における善と正の理論―「生の技術」を中心として― 」山本 圭一郎(司会:泉谷周三郎)
「ロックの『相互の慈しみ合い(mutual Charity)』はいかにして成立するのか-パスカルとの類似点を手がかりに-」瀧田 寧(司会:下川潔)
「指標詞の問題」小草 泰(司会:寺中平治)
シンポジウムII
<時間論:その過去と現在>(司会:伊勢俊彦・中釜浩一)
「倫理的時間」大久保 正健
「過去の半実在 (The Semi-Reality of the Past)」 入不二 基義
「実体と時制」加地 大介
第28回(2004/3/27-28 秋田大学)
第1日
記念講演「因果性批判と懐疑論」山本 建郎
シンポジウムⅠ
<ジョン・ロックの遺産(没後300年)>(司会:一ノ瀬正樹・山岡龍一/特定質問:下川潔)
「自由主義政治思想家ロックと植民地支配の理論家ロック」三浦 永光
「環境倫理に対するロック哲学の関わりについて」久保田 顕ニ
「政治理論へのロックの遺産:寛容論の場合」大澤 麦
第2日
個人研究報告「ヒュームとスミスの正義論-『共感』と『効用』による正義の基礎づけ-」島内 明文(司会:只腰親和)
「ヒューム『政治論集』における公債論の意義について」森 直人(司会:坂本達哉)
「ヒュームの因果論と正義論」今村 健一郎(司会:伊勢俊彦)
「J・S・ミルにおける意図、信念、動機について」米原 優(司会:泉谷周三郎)
「初期デューイのイギリス理想主義受容における宗教的背景について-『倫理』と『政治』をつなぐものとしてのソーシャル・ゴスペル-」井上 弘貴(司会:行安茂)
「バーリンの捉えるロマン主義思想とナショナリズムの端緒‐その実存的歴史観を手がかりとして」森 達也(司会:関口正司)
「ホッブズにおける存在」和田 泰一(司会:篠原久)
「ホッブズの『神の王国』論と主権的預言者:『リヴァイアサン』における第二部『国家共同体(Common-wealth)』と第三部『キリスト教の国家共同体』の関係について」梅田 百合香(司会:岩井淳)
「ダーウィニズムの現代的意義」桜井 徹(司会:浜下 昌宏)
シンポジウムⅡ
<ポパー哲学の方法とその射程>(司会:中才敏郎・立花希一)
「知識の成長と進化論的認識論」寺中 平治
「ポパーにおける合理性と人間の自由」神野 慧一郎
「自由社会と意図せざる帰結」吉澤 昌恭
第27回(2003/3/28-29 法政大学)
第1日
会長講演「ヒュームとJ・S・ミル―自由・功利・正義などをめぐって―」泉谷 周三郎(紹介:神野慧一郎)
シンポジウムⅠ
<18世紀における情念の問題>(司会:中才敏郎・柘植尚則)
「情念論におけるヒュームの意図―ヒュームはなぜ情念の発生にこだわるのか?」井上 治子
「リードの情念論」石川 徹
「スミスにおける感受性と自己規制」伊藤 哲
シンポジウムⅡ
<イギリスにおける共和主義の諸相>(司会:田中秀夫・山田園子)
「17世紀イングランド共和主義の統一性と多様性の一側面―ハリントンの統治形態論とヘンリ・ヴェインの批判」竹澤 祐丈
「ヒュームと共和主義―『オシアナ共和国』の受容と修正から」犬塚 元
「近代的自我の危機と共和主義の哲学―J・S・ミルと公共圏」小田川 大典
第2日
個人研究報告「欲求の保留はいかにして自由に貢献するか―ジョン・ロックの自由論における欲求の保留能力の重要性」佐々木 拓(司会:下川潔)
「ロックの粒子は観察可能か?」青木 滋之(司会:三浦永光)
「ヒューム哲学の『体系』性」岩崎 豪人(司会:桜井徹)
「ベンタムの代議制民主主義論における世論と情報公開の役割」児玉 聡(司会:有江大介)
「ベンサムの女性論」板井 広明(司会:音無通宏)
「意識流の存在論的位置づけ―W・ジェイムズの前期思想を中心に」行安 茂(司会:冲永宜司)
「A・センとJ・ロールズにおける自由概念の比較―デモクラシーと自由」樽井 正義(司会:板橋亮平)
「バーリン自由論における自由と責任の構成条件―『歴史の不可避性』を中心に」 森 達也(司会:山岡龍一)
シンポジウムIII
<進歩観念の形成と展開>(司会:寺中平治・只腰親和/特定質問:桜井徹)
「19世紀英国における進歩の思想と進化論」入江 重吉
「日本における『進歩』の観念の導入と展開―維新期から憲法体制確立期を中心に」安西 敏三
「進歩観念のゆらぎ―コスモロジーへの回帰」間瀬 啓允
第26回(2002/3/29-30 香川大学)
第1日
記念講演「カントとポパーの哲学の手法-英国古典的経験論と対比して-」土屋 盛茂(紹介:神野慧一郎)
シンポジウムI
<イギリス哲学におけるノミナリズムの伝統>(司会:浜下昌宏・桜井徹)
「中世イギリスの言語哲学と唯名論」清水 哲郎
「ホッブズにおけるノミナリズムと政治哲学の基礎」佐藤 正志
「英国経験論におけるノミナリズム」神野 慧一郎
第2日
個人研究報告
「ヒューム『人間本性論』における『奴隷メタファー』の検討」奥田 太郎(司会:伊勢俊彦)
「徳と利益--シャフツベリ、マンデヴィル、バトラー--」柘植 尚則(司会:篠原久)
「現代リバタリアンにおける功利主義批判‐ハイエクとノージック‐」板橋 亮平(司会:田中秀夫)
「行為の理由の内的解釈について-ウィリアムズの議論を中心に-」 鶴田 尚美(司会:成田和信)
シンポジウムII
<自由と必然>(司会:坂本達哉・下川潔/特定質問:田中正司)
「自由・必然・偶然-ヒューム哲学から見る問題の深淵-」一ノ瀬 正樹
「J. S.ミルにおける自由と必然-経済法則の成立根拠-」佐々木 憲介
「ポパー=バーリンにおける自由と必然-そのカント的問題圏のローティ的解消-」渡辺 幹雄
第25回(2001/3/28-29 慶應義塾大学)
第1日
会長講演「ヒュームの自然主義」神野 慧一郎(紹介:平野耿)
シンポジウムI
<近代イギリスにおけるナショナリティとアイデンティティ>(司会:佐藤正志・篠原久/特定質間:押村高)
「合邦期スコットランドにおけるナショナル・アイデンティティ」村松 茂美
「アイルランドとスウィフト」海保 真夫
「J.S.ミルにおけるナショナリティとアイデンティティ」山下 重一
第2日
個人研究報告「ハイエクにおけるヒューム-反合理主義的自由主義の系譜」太子堂 正称(司会:天羽康夫)
「J.S.ミルにみられる『自律性』概念について」馬嶋 裕(司会:大久保正健)
「ジョン・ロックとピエール・べ一ル-宗教的寛容論の比較」久保 信本(司会:三浦永光)
「トマス・アーノルドにおける教養と国民統合」清瀧 仁志(司会:田中秀夫)
13:00-17:00 シンポジウムII
<『老い』について>(司会:川本隆史・泉谷周三郎)
「老いの哲学-老いをどう生きるか」小泉 仰
「イギリスにおける「老齢」概念の展開-「リタイアメント」と「老齢年金」間題におけるエイジズムとセクシズム-」安川 悦子
「マイケル・ヤング、『老い』を論ず。」添谷 育志
第24回(2000/3/25-26 関西学院大学)
第1日
記念講演「マンデヴィル、ヒューム、スミス(スチュアート)再訪‐市場と為政者の観点を中心に」田中 敏弘(紹介:竹本洋)
シンポジウムⅠ
<イギリス思想と大学改革>(司会:田中秀夫・行安茂)
「19世紀初頭のオックスフォード大学と経済学の制度化」只腰 親和
「イギリス思想と大学改革‐19世紀を中心に」安原 義仁
「イギリス『新教育』運動における改革思想の諸相‐マッケンジーはなぜ教育改革にコミットしたのか」山崎 洋子
第2日
個人研究報告
「ジョン・イーブリンと『フミフギウム』‐17世紀の大気汚染」嘉陽 英朗(司会:平野耿)
「功利主義・疎外・よき生‐J.S.ミルと現代の功利主義批判」鈴木 真(司会:大久保正健)
「トマス・リードの知覚論について」追分 晶子(司会:篠原久)
「ヒューム『人間本性論』における『類似』(resemblance)の認識論的な身分について-probablityとknowledgeの区別という観点から」大川 繁則(司会:神野慧一郎)
シンポジウムⅡ
<エドモンド・バーク>(司会:中野好之・岸本広司)
「保守と改革-prejudiceとprudence」真嶋 正己
「バークとマルサス‐脱ラピュータ島のポリティカル・エコノミー」中澤 信彦
「E.バークにおける『崇高』概念の政治的受肉‐初期趣味論から『フランス革命の省察』を読む」桑島 英樹
第23回(1999/3/27-28 東京大学)
第1日
記念講演
「『何か分からないもの』を巡っての話‐J.ロックの実体批判管見」杖下 隆英(紹介:平野耿)
シンポジウムⅠ
<寛容思想の系譜‐ロック、ミル、そして現代>(司会:川本隆史・佐藤正志/特定質問:谷本光男)
「ロックの寛容論」三浦 永光
「ミルの寛容論」関口 正司
「寛く容れるという観念のいかがわしさをめぐって」大庭 健
第2日
個人研究報告
「ジョン・ロックにおける『蓋然性』への同意」滝田 寧(司会:平野耿)
「ウィリアム・ペイリイとJ.S.ミル‐『功利主義論』成立の一側面」大久保 正健(司会:音無通宏)
「訂正を受け入れる‐クリプキの私的言語論解釈と共同体」三本木 秀作(司会:神野慧一郎)
「日常言語による発話と記述」三好 潤一郎(司会:土屋俊)
特別講演
「19世紀フランスへのスコットランド哲学の流入」松永 澄夫(紹介:一ノ瀬正樹)
シンポジウムⅡ
<トマス・リードと常識学派>(司会:篠原久・田村均)
「光学者トーマス・リードから‐信念・見解・知識」朝広 謙次郎
「アダム・スミスの継承者トマス・リード‐論理学者、自然科学者、社会科学者としての素顔をめぐって」長尾 伸一
「リード常識哲学における美学の位置」浜下 昌宏
第22回(1998/3/28-29 熊本大学)
第1日
記念講演
「波と樹が語ること」石牟礼 道子(紹介:岩岡中正)
シンポジウムⅠ
<経験論の再検討‐知識・社会・法>(司会:佐藤正志・中才敏郎)
「ジョン・ロックの『観念の道』再考」田村 均
「ジョン・ロック哲学における『経験』の意味」山岡 龍一
「経験主義的知識論と社会哲学の相関性‐モンテーニュとヒュームを手がかりに」桜井 徹
第2日
個人研究報告
「ベンタムの言語哲学」船木 亨(司会:山下重一)
「環境倫理と社会倫理の結合‐普遍主義から普遍化可能性へ」山内 友三郎(司会:泉谷周三郎)
特別講演
<ベンタム生誕250年によせて>(司会:有江大介)
"Political and Religious Radicalism in the Thought of Jeremy Bentham"Philip Schofield
シンポジウムⅡ
<ケンブリッジ・プラトニストとその周辺>(司会:大久保正健・浜下昌宏)
「17世紀イギリスにおける信仰・理性問題‐ケンブリッジ・プラトン学派とその周辺」鎌井 敏和
「理性的宗教とは何か‐宗教抗争の中から」三井 礼子
「『道徳的行為者』の形成」柘植 尚則
第21回(1997/3/29-30 聖心女子大学)
第1日
記念講演
「A.J.Ayerの自伝から」寺中 平治
シンポジウム
<モラル・サイエンスの形成と展開>(司会:篠原久・川本隆史)
「モラル・サイエンスの形成‐ヒュームの場合」神野 慧一郎
「モラル・サイエンスの形成と展開‐ベンサムとJ.S.ミルを中心にして」泉谷 周三郎
「ケインズにおけるモラル・サイエンスの構造」塩野谷 祐一
第2日
個人研究報告
「アダム・スミスにおけるストア哲学とカルヴァン神学」田中 正司(司会:坂本達哉)
「近代功利主義における良心の問題」柘植 尚則(司会:小泉仰)
「動機づけに関するマイケル・スミスの目的論的議論の検討」成田 和信(司会:杖下隆英)
「J.ロックにおける思惟実体と人格の多重占有理論」金田 千秋(司会:三浦永光)
「フッカー、フィルマー、ロック」藤田 昇吾(司会:井上公正)
「ハリエット・テイラーの女性参政権論」石原正博(司会:田中浩)
ミニシンポジウム
<パースンと社会>(司会:平野耿・関口正司)
「罰せられうる人格‐原点ロックからの出発」一ノ瀬 正樹
「人格と社会」桂木 隆夫
「『責任ある主体』の誕生‐ドイツにおける刑事責任能力の成立史を中心に‐」佐藤 直樹
第20回(1996/3/30-31 岡山大学)
第1日
個人研究報告
「ハーバート卿の先駆的『理神論』と課題」玉井 実(司会:大久保正健)
「バトラーにおける神の問題」荻間 寅男(司会:泉谷周三郎)
ミニシンポジウム
<イギリス思想と進化論>(司会:田中浩・行安茂)
「ダーウィンの人間論と社会ダーウィニズム」入江 重吉
「ホッブハウスとスペンサー」大塚 桂
「1890年代の『社会進化』論をめぐって」姫野 順一
<正義論-功利主義と反功利主義をふまえて->(司会:永井義雄・川本隆史)
「価値多元社会におけるリベラリズム」森 庸
「市場の事実と正義の規範」秋元 ひろと
「リベラリズムと多様性」若松 良樹
記念講演
「功利主義とT・H・グリーン-デューイへの影響とプラグマティズム-」行安 茂(紹介:小泉仰)
第2日
個人研究報告
「パーフィットの人格論とヘアの功利主義」奥野 満里子(司会:星野勉)
「B・ボーズンキットの政治思想-自由論を中心として-」池村 正法(司会:関口正司)
シンポジウム
<市民社会と宗教>(司会:平野耿・坂本達哉)
「ジョン・グッドウィンと千年王国論」山田 園子(コメンテーター:大澤麦)
「18世紀イギリスにおける社会科学とキリスト教の関係」只腰 親和(コメンテーター:長尾伸一)
「マシュー・アーノルドの宗教思想」小田川 大典(コメンテーター:岩岡中正)
第19回(1995/3/26-27 亜細亜大学)
第1日
個人研究報告
「ストア哲学と『国富論』-『体系の精神』批判への一考察-」伊藤 哲(司会:星野彰男)
「公正さについて-英米のフェアネス論を中心に-」川北 晃司(司会:泉谷周三郎)
ミニシンポジウム
<ジョージ・バークリ>(司会:杖下隆英・塚崎智)
「『esse is percipere』と実践的精神-バークリの『観念』を越えて-」一ノ瀬 正樹
「バークリのレトリック」三浦 雅弘
「バークリと常識」中谷 隆雄
<イギリス思想とドイツ観念論>(司会:田中浩・行安茂)
「カーライルの現代観と自己意識論」深貝 保則
「T・H・グリーンとドイツ理想主義」萬田 悦生
記念講演
「田中王堂について」中里 良男(紹介:峰島旭雄)
第2日
個人研究報告
「アダム・スミスの社会秩序観」荒 恵子(司会:坂本達哉)
「契約主義と平等の理念」森 庸(司会:川本隆史)
「ヴィクトリア朝のソクラテス像-ジョージ・グロートの場合-」大久保 正健(司会:山下重一)
シンポジウム
<市民社会と徳>(司会:中野好之・田中秀夫/コメント:田中正司)
「アダム・スミスにおける『適宜性』と『徳』」篠原 久
「J・S・ミルにおける文明・徳・自由」関口 正司
「『市民社会(Zivilgesellshaft)』とその倫理性-ハーバーマスの『協議(deliberation)政治』モデルによせて-」星野 勉
第18回(1994/3/28-29 金沢大学
第1日
シンポジウム
<功利主義の展開と批判>(司会:山下重一・泉谷周三郎)
「ベンサムにおける立法の科学の成立」永井 義雄(コメンテーター:西尾孝司)
「ロマン主義と功利主義」岩岡 中正(コメンテーター:岡地嶺)
「20世紀功利主義の展開とその批判-ムーアからセンへ-」川本 隆史(コメンテーター:坂本達哉)
第2日
個人研究報告
「ラスキの国家論の再構成」小松 敏弘(司会:柏 經學)
「功利主義倫理学とパーソナル・インテグリティ」成田 和信(司会:行安茂)
「クェィカーと『子羊の戦い』-ピューリタン革命期を中心として-」西村 裕美(司会:田村秀夫)
「ウィリアム・ウォルウィンにおけるレヴェラー主義と千年王国思想」菅原 秀二(司会:渋谷浩)
記念講演
「わが内なるベンタム」岩佐 幹三(紹介:田中浩)
ミニシンポジウム
<功利主義の展開と批判>(司会:田中浩・小泉仰)
「近代自然法学における権利と効用-グロチウスからスミスまで-」新村 聡
「ベンサムの『自然宗教』批判」音無 通宏
「動物解放と環境至上主義-功利主義からエコ・ヒューマニズムへ-」山内 友三郎
第17回(1993/3/30-31 中央大学)
第1日
記念講演
「トマス・モアと現代」田村 秀夫(紹介:田中正司)
シンポジウム
<近代思想と宗教>(司会:小泉仰・塚田富治/質問:浜林正夫)
「信仰・理性・学問-ケンブリッジ・プラトン学派から王立協会へ-」鎌井 敏和
「道徳哲学と自然神学-アダム・スミスを中心に-」田中 正司
「ロバート・オウエンの自然思想と宗教」-J・S・ミルと対比して-」土方 直史
第2日
個人研究報告
「ピューリタニズムと長老派」青木 道彦(司会:田村秀夫)
「新旧イングランドを結んだピューリタン」岩井 淳(司会:田村秀夫)
「イギリス革命とアルミニウス主義」山田 園子(司会:渋谷浩)
「晩年バークの政治思想」武藤 郁人(司会:中野好之)
「ヒュームのプロパティ概念」下川 潔(司会:杖下隆英)
「平和の思想家ホッブズ」高橋 眞司(司会:田中浩)
「フェビアン協会における個人主義と社会主義」名古 忠行
特別報告
<研究余滴>
「近代のパラドックス」平井 俊彦(紹介:田中正司)
第16回(1992/3/27-28 法政大学)
第1日
記念講演
「カントとイギリス思想」濱田 義文(紹介:杖下隆英)
シンポジウム
<イギリス思想における自然の概念>(提題・司会:平野耿・藤原保信/質問:中村恒矩)
「近世自然概念の類型と発展」前田 達郎
「近世イギリス思想の美的・倫理的自然観の一類型」浜下 昌宏
「アダム・スミスにおける自然科学と社会科学」只腰 親和
「19世紀における自然概念の展開」泉谷 周三郎
第2日
個人研究報告
「スミス倫理学の展開に関する一考察」柘植 尚則(司会:田中正司)
「バークとカント-18世紀美学の一断面-」牧野 英二(司会:中野好之)
「自己と人間」大鹿 勝之(司会:泉谷周三郎)
「過去概念の源泉としての再認」加地 大介(司会:杖下隆英)
「18世紀イギリスの貴族とその政治理念」松園 伸(司会:山下重一)
「バークリにおける微粒子と因果性」三浦 雅弘(司会:塚崎智)
特別報告
<研究余滴>「人を知る恵み-イギリスでの経験より-」武田 清子(紹介:小泉仰)
第15回(1991/3/28-29 松山大学)
第1日
記念講演
「思想史的大転換の時代を生きる-ユートピアそしてペレストロイカ-」伊達 功(紹介:田村秀夫)
シンポジウム
<私的所有と自由の問題>(司会:田中正司・永井義雄 問題提起:田中正司/総括質問:藤原 保信)
「私的支配権の論理と倫理-ジョン・ロックのプロパティー概念をめぐって-」下川 潔
「18世紀思想における所有と自由」坂本 達哉
「『私的所有と自由』の19世紀的展開の性格」四野宮 三郎
第2日
個人研究報告
「モアとベーコンの政治観-その歴史的叙述の比較から-」森 弘一
「『市民社会論』再検討のための手がかり-civil societyという言葉の分析-」塚田 富治
「ヒューム『政治論集』の政治思想」輪島 達郎
「イギリス自然法思想とプーフェンドルフの自然法学」前田 俊文
「キャンベルの観念連合説と修辞学」浜下 昌宏
「価値判断と社会科学」吉沢 昌恭
特別報告
<研究余滴>「ヒュームの基本問題」斉藤 繁雄(司会:平野耿)
第14回(1990/3/29-30 一橋大学)
第1日
記念講演
「私とイギリス思想」田中 浩
シンポジウム
<ロックと啓蒙>(司会:平野耿・田中正司/予定質問:田村均・永山了平)
「ロックにおける啓蒙的なものとその継承」小池 英光
「ジョン・ロックと啓蒙主義-『統治論』の場合-」友岡 敏明
「ロックの所有論とスコットランド啓蒙思想」生越 利昭
第2日
個人研究報告
「私的所有の道徳的根拠-労働所有論とコンヴェンショナリズム-」桜井 徹(司会:田中秀夫)
「J・S・ミルの利己心・経済人・功利性」深貝 保則(司会:山下重一)
「ヒューエルとミル-ミルによるヒューエル哲学の批判的考察-」矢島 杜夫(司会:泉谷周三郎)
「哲学の理念-プラトン哲学からするロック『人間知性論』第2巻第8章の批判的考察-」北岡 崇(司会:塚崎智)
「ヒュームにおける仁愛と正義」久保田 顕ニ(司会:舟橋喜恵)
「ヒュームの学芸論」荻間 寅男(司会:神野慧一郎)
特別報告
<研究余滴>
「J・ロックの寛容論にみられる現代的意義について」井上 公正(司会:平野耿)
第13回(1989/3/29-30 岡山大学)
第1日
記念講演
「イギリス哲学にみる宗教と科学との対立と調和」平下 欣一
シンポジウム
<ピューリタニズム-宗教と政治>(提題・司会:田村秀夫/討論:浜林正夫)
「ピューリタニズム・終末論・千年王国論」青木 道彦
「ピューリタン革命期における反律法主義」大西 晴樹
第2日
個人研究報告
「ジョン・ロックの様態論」村上 弥生(司会:平野耿)
「抵抗権思想とホッブス」吉田 達志(司会:藤原保信)
「ギボンのローマ史論」中野 好之(司会:須藤壬章)
「ガンディーのイギリス観」古瀬 恒介(司会:行安茂)
特別報告
<研究余滴>
「ピューリタニズムとリベラリズムをめぐって」武田 清子(司会:田中浩)
第12回(1988/3/29-30 横浜国立大学)
第1日
記念講演
「西田哲学とイギリス思想」古田 光
シンポジウム
<近代科学の胎動とイギリス思想>(司会:花田圭介・平野耿/討論:前田達郎・高野清弘)
「科学と政治-ベーコン主義の問題-」菊池 理夫
「ホッブズにおける近代的学知の地平と政治理論の構造転換」佐藤 正志
第2日
個人研究報告
「カール・ポパーと二人の心理学者-K・ビューラーとA・アドラ-」立花 希一(司会:中田勉)
「ヒュームの約束論」秋元 ひろと(司会:杖下隆英)
「言語におけるsystemの概念-Lord Monboddoの場合-」伊藤 忠夫(司会:須藤壬章)
ホッブズ生誕400年記念研究発表(総合司会:田中浩)
「ホッブズとアメリカの政治的伝統の起源」吉田 達志
「ホッブズにおける『神の国』と自然法」妹尾 剛光
「実践哲学の伝統とホッブズ」藤原 保信
特別報告
<研究余滴>
「維新前夜の日本におけるイギリスとフランス」山下 太郎
第11回(1987/3/27-28 福岡大学)
第1日
記念講演
「デイヴィッド・ヒュームとスコットランド啓蒙思想」田中 敏弘
シンポジウム(イギリス・ロマン派学会と共催)
<イギリス・ロマン主義-政治と文学->(司会:中野好之・永井義雄/討論:山内正一・岩岡中正)
「イギリス・ロマン派詩人の政治思想」岡地 嶺
「S・T・コールリッジの実践哲学」半澤 孝麿
第2日
個人研究報告
「ベンタムにおける言語論と原理」船木 亨(司会:泉谷周三郎)
「ケイムズとスミス」田中 正司(司会:板橋重夫)
「J・S・ミル社会学における経済学とポリティカル・エソロジーの関係-政治思想の社会学的前提として-」上杉 健太郎(司会:山下重一)
特別報告
<研究余滴>(司会:平野耿)
「イギリス哲学研究余滴」山崎 正一
「トマス・モアの遺したもの」田村 秀夫
第10回(1986/3/28-29 東洋大学)
第1日
記念講演「ロックからヒュームへ-Historical Plain MethodよりNatural Historyへ-」福鎌 忠恕シンポジウム
<道徳と経済>(司会:田中正司・行安茂/(討論:星野彰男・中山礼吉)
「アダム・スミスの道徳哲学と経済学」新村 聡
「経済学と倫理学」佐藤 隆三
第2日
個人研究報告
「ジョン・ミラーの正義評価について」小平 民生(司会:板橋重夫)
「ホッブズとヒューム-正義論における比較-」重森 臣広(司会:舟橋喜恵)
「政治学の方法をめぐるマコーレーとベンサム派の論争」矢島 杜夫(司会:中野好之)
「中村敬宇とJ・S・ミル-価値・自由・平等をめぐる両者の思想について-」荻原 隆(司会:山下重一)
「『道徳感情論』におけるimpartial spectatorの形成」市岡 義章(司会:田中敏弘)
特別報告
<研究余滴>(司会:田村秀夫)
「『私的言語』論の源流-ホッブズとヒューム-」黒田 亘
「英学復興-私のこと、学界のこと-」杉原 四郎
第9回(1985/3/28-29 甲南大学)
第1日
記念講演「ジョン・ロックの『自由』論について」井上 公正
シンポジウム
<法と道徳-英米思想におけるその問題点->(司会:小泉仰・藤原保信/討論:塩野谷祐一・蓮沼啓介)
「R・M・ヘアの道徳理論-二層理論の生成と展開-」山内友三郎
「イギリス法理学における『法と道徳』問題」深田 三徳
第2日
個人研究報告
「ヒュームの同一性議論」一ノ瀬 正樹(司会:杖下隆英)
「ピューリタン革命期の千年王国論-トマス・グッドウィンの場合-」岩井 淳(司会:田村秀夫)
「近代スコットランド法思想研究序説-アダム・スミスのJurisprudenceとScotish Legal Tradition-」角田 猛之(司会:八木鉄男)
「自然学・魔術・政治学-F・ベーコンの政治思想-」菊池 理夫(司会:前田達郎)
特別報告
<日本におけるイギリス思想の受容 〔Ⅸ〕-福沢諭吉を中心として->(総合司会:杉原四郎・武田清子)
「福沢諭吉におけるイギリス思想の受容」安西 敏三(質問:高橋真司)
「『学問のすすめ』と『文明論之概略』の間」飯田 鼎(質問:広田昌希)
第8回(1984/3/28-29 横浜市立大学)
第1日
記念講演
「思想史における17世紀と18世紀」田中 正司
シンポジウム
<イギリス道徳哲学の主題と構造>(司会:平野耿・平井俊彦/討論:横山兼作・舟橋喜恵)
「イギリス道徳哲学の特質-哲学史的観点から‐」濱田 義文
「道徳哲学におけるハチスンとヒューム」川久保 晃志
第2日
個人研究報告
「ヒュームにおけるハチスンの継承と批判」永山 了平(司会:星野彰男)
「なぜ約束は守るべきなのか」土屋 俊(司会:小泉仰)
「ミル『功利主義論』における『快楽の質』の位置」長岡 成夫(司会:泉谷周三郎)
特別報告
<日本におけるイギリス思想の受容 〔Ⅷ〕-昭和ファシズムへの道に抗して->(司会とコメント:杉原四郎・武田清子)
「長谷川如是閑」田中 浩
「河合栄次郎-英国留学時代を中心として-」山下 重一
第7回(1983/3/29-30 京都大学)
第1日記念講演
「河上肇とイギリス哲学」平井 俊彦
シンポジウム
<一八世紀イギリス啓蒙の諸相>(司会:山下太郎・田中敏弘/総括討論:永井義雄)
「経験論と懐疑」杖下 隆英
「イギリス道徳哲学における道徳感覚と美的感覚」板橋 重夫
「アイルランド啓蒙」上野 格
第2日
個人研究報告
「ホッブズ哲学と近代日本-『主権論』刊行100年を記念して-」高橋 眞司(司会:山下重一)
「理性と経験-W.H.Walshの哲学-」安井 惣ニ郎(司会:斉藤繁雄)
「シャフツベリにおける『モラル・センス』について」浜下 昌宏(司会:平井俊彦)
「シジウィックの功利主義の構造」塩野谷祐一(司会:行安茂)
特別講演
「Thirty-five years of British Philosophy: A personal retrospective」R.P.Martin
特別報告
<日本におけるイギリス思想の受容 〔Ⅶ〕-大正デモクラシーとイギリス思想->(総合司会:杉原四郎/コメンテーター:武田清子)
「竹越三叉とヴィクトリア朝リベラリズム」西田 毅
第6回(1982/4/2-3 国学院大学)
第1日
記念講演
<ジョン・ロック生誕350年にちなんで>
「一次性質の発見」大槻 春彦
シンポジウム-T・H・グリーン没後100年記念-
<イギリス思想におけるT・H・グリーンの位置>(司会:小泉仰/代表質問:佐伯敬夫・谷川昌幸)
「倫理学史からみて」行安 茂
「政治思想史からみて」藤原 保信
第2日
個人研究報告
「ボーリングブルックの政治思想」入江 正俊(司会:中野好之)
「ヒューム正義論の特質と意義-所有権論を中心に-」坂本 達哉(司会:舟橋喜恵)
「上と下-バークリによせて-」丹下 芳雄(司会:黒田亘)
「Bacon's Essaysの読み方-イギリス社会哲学の<先鞭>としての読解の試み-」高橋 眞司(司会:前田達郎)
特別報告
<日本におけるイギリス思想の受容 〔Ⅵ〕-教育勅語とその思想的波紋->(総合司会:杉原四郎・田中浩)
「内村鑑三における伝統の連続と非連続」渋谷 浩
「臣民教育思想の定着とリペラリズムの地下水-竹越與三郎をめぐって-」武田 清子
第5回(1981/3/30-31 甲南女子大学)
第1日
特別講演
「J・S・ミルの人間進歩論」杉原 四郎
シンポジウム
<J・ベンサムの思想をめぐって>(司会:山下重一/総括討論:永井義雄)
「ベンサムの哲学・倫理思想」 泉谷 周三郎
「ベンサムの経済思想」 山下 博
「ベンサムの政治思想」 岩佐 幹三
第2日
個人研究報告
「バークリの物質論批判とesse est percipi」中谷 隆雄(司会:山下太郎)
「福沢諭吉におけるヴィクトリア朝自由主義の受容-学問論を中心に-」安西 敏三(司会:小泉仰)
「ロックの道徳理論」小池 英光(司会:井上公正)
「F・ベーコンとイギリス・パラケルスス派の思想」前田 達郎(司会:花田圭介)
「J・ミラーの奴隷制史論」田中 秀夫(司会:妹尾剛光)
「アダム・スミス学問観の思想史的特質」只腰 親和(司会:星野彰男)
「アダム・スミス『法学講義』Aノートの主題と手法」田中 正司(司会:平井俊彦)
「『人間本性論』に関する新資料の発見とヒューム市民社会論」川久保 晃志(司会:杖下隆英)
特別報告
<日本におけるイギリス思想の受容 〔Ⅴ〕-教育勅語をめぐって->(総合司会:杉原四郎・田中浩)
「西村茂樹・中村敬宇の場合」高橋 昌郎
「『教育勅語』について」石関 敬三
「井上毅について」中島 昭三
第4回(1980/3/28-29 大正大学)
第1日
特別講演(1)
「F・ベーコンとセネカ」茂手木 元蔵
シンポジウム
<近代自然法の諸問題-社会契約思想をめぐって->(司会:平井俊彦/総括討論:田村秀夫)
「18世紀フランスにおける自然法思想‐ルソーを中心に‐」樋口 謹一
「『社会契約』思想とその現代的意義-『自由』の理念と『平等』の原理の思想的基盤をめぐって-」田中 浩
第2日
個人研究報告
「D・ヒュームの宗教論」山崎 光治
「アングロサクソン的理性についての一論-企業経営における場合-」門屋 環
「道徳論におけるヒュームとスミス」新村 聡
特別講演(2)
「ラッセル歿後一〇年記念」碧海 純一
特別報告
<日本におけるイギリス思想の受容 〔Ⅳ〕-イギリス思想とナショナリズム->(総合司会:杉原四郎・武田清子)
「陸 羯南の場合」小松 茂夫
「徳富蘇峰の場合」和田 守
第3回(1979/3/30-31 静岡大学)
第1日
特別講演
「明治の静岡学問所とイギリス哲学」山下 太郎
シンポジウム
<自然法思想の成立と展開>(司会:平野耿/総括討論:中野好之)
「ロゴスと法‐古代と中世の自然法」小山 宙丸
「近代自然法の主題と構造」田中 正司
「ヒュームとスミスの自然法思想」星野 彰男
第2日
個人研究報告
「ムーア倫理学における『客観性』と規範性」高頭 直樹
「自然状態について-ホッブズとロックを中心に-」山下 太郎
「J・S・ミルの宗教思想‐『宗教三論』を中心として」柏 經學
「D・ヒュームにおける政府の問題」隅田 忠義
「スペンサーの自由放任主義とグリーン」谷川 昌幸
「D・ヒュームの『イングランド史』」舟橋 喜恵
特別講演
「ホッブズ没後三〇〇年記念」水田 洋
特別報告
<日本におけるイギリス思想の受容 〔Ⅲ〕>(総合司会:杉原四郎・高橋昌郎)
「伝統思想と進化論〔Ⅰ〕‐井上哲次郎の場合」伊藤 友信
「伝統思想と進化論〔Ⅱ〕‐井上円了の場合」峰島 旭雄
「進化論の受容方法とキリスト教‐自由主義と国家主義の間」武田 清子
第2回(1978/4/4-5 仏教大学)
第1日シンポジウム
<17世紀イギリスにおける自然法思想をめぐって-ホッブズ・ミルトン・ロック->(司会:田村秀夫/総括討論:浜林 正夫)
「ホッブズの自然法思想」藤原 保信
「ミルトンの自然法思想」永岡 薫
「ロックの自然法思想」田中 正司
第2日
個人研究報告
「ホッブズ哲学における目的論的性格について」桜井 弘木
「ヒュームと内省の問題」杉村 立男
「ヒュームにおける『事実』の問題」荻間 寅男
「イギリス理想主義における主権理論の発達」万田 悦生
「シャフツベリにおける『自然』と『美』」佐々木 純枝
「トマス・ホッブズの神の観念」高野 清弘
特別講演
A・S・スキナー
特別報告
<日本におけるイギリス思想の受容 〔Ⅱ〕>(総合司会:杉原四郎・武田清子)
「小野 梓」山下 重一(討論:西尾孝司)
「植木枝盛」古田 光(討論:田中浩)
第1回(1977/4/2-3 東京家政学院大学)
第1日
特別報告
<日本におけるイギリス思想の受容 〔Ⅰ〕-明治初期における自由の概念をめぐって->(総合司会:杉原四郎・武田清子)
「西 周」小泉 仰(コメンテーター:峰島旭雄)
「福沢諭吉」多田 順(コメンテーター:飯田鼎)
「中村敬宇」高橋 昌郎(コメンテーター:溝口潔)
「加藤弘之」田中 浩(コメンテーター:安世舟)
第2日
個人研究報告
「F・ベイコン思想における善について」若林 明(司会:花田圭介)
「ロックにおける『悟性論』と『政治論』との間を結ぶもの」山下 太郎(司会:平井俊彦)
「創成期イギリス社会学における方法論」深田 弘(司会:山下重一)
特別講演
「現代イギリス哲学の動向」黒田 亘
設立総会(1976/6/5 早稲田大学)
特別講演
「Physical Consideration vs. Historical Method‐ロックとその後」大槻 春彦