日本イギリス哲学会
第27回総会・研究大会


プログラム

Japanese Society for British Philosophy
Program of the 27th Annual Conference
at Hosei University



2003年3月28日(金) ・ 29日(土)
法政大学 市ケ谷キャンパス 62年館
東京都新宿区市谷田町 2-33
地図


第1日 2003年3月28日(金)

第2日 2003年3月29日(土)





第1日 2003年3月28日(金)

9:30〜 受付

10:00〜10:45
総会
〔211教室〕
10:45〜12:00
会長講演
紹介者 : 神野 慧一郎 (摂南大学)
泉谷 周三郎
「ヒュームとJ・S・ミル―自由・功利・正義などをめぐって―」
〔211教室〕

12:00〜13:00

昼食・休憩


13:00〜15:20
シンポジウムT 18世紀における情念の問題
司会 : 中才敏郎(大阪市立大学) ・ 柘植尚則(北海学園大学)
〔211教室〕
13:05
第一報告 
「情念論におけるヒュームの意図―ヒュームはなぜ情念の発生にこだわるのか?」
井上治子
(札幌大学)
13:30
第二報告 
「リードの情念論」
石川 徹
(香川大学)
13:55
第三報告 
「スミスにおける感受性と自己規制」
伊藤 哲
(関東学院大学非常勤)
14:20
討論


15:40〜18:00
シンポジウムU イギリスにおける共和主義の諸相
司会 : 田中秀夫(京都大学) ・ 山田園子(広島大学)
〔211教室〕
15:45
第一報告
「17世紀イングランド共和主義の統一性と多様性の一側面
―ハリントンの統治形態論とヘンリ・ヴェインの批判」
竹澤祐丈(京都大学)
16:10 第二報告
「ヒュームと共和主義―『オシアナ共和国』の受容と修正から」
犬塚 元
(元東京大学)
16:35
第三報告
「近代的自我の危機と共和主義の哲学―J・S・ミルと公共圏」
小田川大典
(岡山大学)
17:00
討論


18:30〜
懇親会
〔法政大学ボアソナード・タワー26階スカイ・ホール〕

 


第2日 2003年3月29日(土)

9:00〜
受付


9:30〜12:30
個人研究報告 (報告40分、質問20分)
〔211・212・213教室〕

第一会場 〔211教室〕
司会者
9:30
佐々木拓 (京都大学大学院生)
「欲求の保留はいかにして自由に貢献するか
―ジョン・ロックの自由論における欲求の保留能力の重要性」
下川 潔
(中部大学)
10:30
青木滋之 (京都大学大学院生)
「ロックの粒子は観察可能か?」
三浦永光
(津田塾大学)
11:30
岩崎豪人 (関西学院大学非常勤)
「ヒューム哲学の『体系』性」
桜井 徹
(神戸大学)

第二会場 〔212教室〕

9:30
児玉 聡 (日本学術振興会特別研究員)
「ベンタムの代議制民主主義論における世論と情報公開の役割」
有江大介
(横浜国立大学)
10:30
板井広明 (日本学術振興会特別研究員)
「ベンサムの女性論」
音無通宏
(中央大学)
11:30
冲永宜司 (帝京大学)
「意識流の存在論的位置づけ
―W・ジェイムズの前期思想を中心に」
行安 茂
(くらしき作陽大学)

第三会場 〔213教室〕

9:30
板橋亮平 (中央大学準研究員)
「A・センとJ・ロールズにおける自由概念の比較―デモクラシーと自由」
樽井正義
(慶応義塾大学)
10:30
森 達也 (早稲田大学大学院生)
「バーリン自由論における自由と責任の構成条件―『歴史の不可避性』を中心に」
山岡龍一
(放送大学)

12:30〜13:30

昼食・休憩


13:30〜17:25
シンポジウムIII 進歩観念の形成と展開
司会: 寺中平治 (聖心女子大学)・ 只腰親和 (横浜市立大学)
〔211教室〕
13:40
第一報告
 「19世紀英国における進歩の思想と進化論」
入江重吉
(松山大学)
14:10
第二報告
「日本における『進歩』の観念の導入と展開
―維新期から憲法体制確立期を中心に」
安西敏三
(甲南大学)
14:40
第三報告
 「進歩観念のゆらぎ―コスモロジーへの回帰」
間瀬啓允
(東北公益文科大学)
15:24
特定質問
桜井 徹
(神戸大学)
15:55
討論


17:25
閉会挨拶
会長